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《問題篇》、

① 鳳凰勢 黒先

鳳凰の翼。すぐれた人材の譬え。『魏誌』孔融伝に
「所謂龍翰鳳翼国之重宝(龍翰鳳翼といわれる立派な
人たちは国の重宝である。)」とある。

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② 采鳳翻身勢 黒先

采(いろどり)ある鳳凰が身を翻す。

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③ 鳳凰単翅勢 黒先

鳳凰の片方の翅(つばさ)

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④ 鳳凰双翅勢 黒先

鳳凰の二つの翅

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⑤ 鷹拿群鷺勢 黒先

鷹が群れなす鷺を拿(つかまえ)る。 

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この形で出ている。いきなり答えが出ている。
なじめなくて しまいこんでいました。
この後の変化を自身で楽しんでください。
加納嘉徳著「100手筋」を再度読み始める。
手筋の本はかなり読んだつもりでしたがほとんど問題形式になっていた。
本書はいきなり解答が示され 解説に続く。
なじめなくて仕舞い込んでいた。
どんどん読んで新しい筋を覚えてくださいとの趣旨なんでしょうね。
囲碁倶楽部で鉢の木さんの囲碁講座が再開されている。
以前のHNは杉並木さんでした。
勉強の仕方で感動した指摘がありました。
引用します。

加田九段の言葉があります。

「詰碁を研究するときに、「詰碁はできるまで考えなければならない」とか、「解答を見たのでは何にもならない」とかいわれていますが、それらの教えは迷信にすぎないと考えます。そして死活の力をつけるためには、それらの教えとは逆に、解答を見て研究した方が合理的であり、かつ効果的であると考えます。それらの教えは、ヨミの力を養うことを重視しているわけですが、ただ読めと言っても、死活の筋を知らなければ読めるわけはなく、読むためには、ヨミの基盤となる死活の筋を知る必要があるからです死活に関するヨミは、浮かんだ手筋の正誤を見極めることから始まるのですから、手筋が浮かばないことには、ただ読むべく努力したとしても、甚だ効率が悪く、それは、「休むに似たり」ということにもなりかねないでしょう。従って、ヨミの力を養うためにも、まず死活の筋を会得する研究が必要となってきます。そこで、死活の筋を多く会得すればすればするほど読む訓練もしやすくなり、ヨミの力もおのずと備わってくることになるわけです。」


答えを見てはずるいと思い込んでいた。
これから少しは効率が上がりそうです。


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