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│(ゆ) 指で合図はインチキ師 │ └──────────────────────┘ むろんメゴか何かの懸賞碁である。かねてしめし合わせてある観客 の一人が指で打つ箇所を合図するのであるが、この場合は対局者よ りも合図のインチキ師のほうが当然強くなければならない。ただし 指ばかりでなくいろいろな仕草で在るそうだから合図することもあ り、天井から何かの方法で教えることもあるそうだから、とかく懸 賞碁などは打つまじきものである。 ┌──────────────────────┐ │(め) めったに出来ぬ石の下 │ └──────────────────────┘ 形の自然な石の下も少なくないから、もっと実戦に現れてもよさそ うに思うのであるが、その割りに見かけないのが少々不思議でもあ った。しかし初心者は石の下というものに全然気がつかないし、強 くなればなったで石の下とならないように打つから、実戦に現れる チャンスが少ないということもあるらしいのである。 ┌──────────────────────┐ │(み) 妙手だろうと悦に入り │ └──────────────────────┘ 童心愛すべし、こういうところにも碁の良さがあるのだろう。多分 これはおじいさんかご隠居さんか、ご隠居さんなら「隅の石活きた で隠居うれしがり」という川柳もある。 ┌──────────────────────┐ │(し) 知っていたかと大笑い │ └──────────────────────┘ これまた碁を打つ者だけが味わえる心境だろう。そうはいいながら も折あらばと、たんたんとねらっていたら、敵もさる者ちゃんと心 得ていて適当な時機に手を入れながらハッハッハ知っとったかとい うようなものである。 ┌──────────────────────┐ │(ゑ) 宴会の碁は早く打ち │ └──────────────────────┘ こうなると主は宴会で碁はさしみのツマみたいなものである。酒宴 も間もなく始まろうという料亭の一とき、隣の部屋か何かでパチリ パチリとゃつていたら、やがてきれいどころなる女性が現われて、 ハーさん碁なんかおよし遊ばせよとか何とか言いながら盤面を崩し てしまった。 PR ![]() ![]() |
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1947/02/23
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